草津市・笠縫学区まちづくり協議会  
草津市総合防災訓練 in 笠縫
 平成26年12月7日
平成26年12月7日(日)、笠縫小学校グランド、体育館およびその周辺で草津市総合防災訓練が行われました。
この訓練は草津市が主催し、学区のまちづくり協議会と共催で開催する大規模な防災訓練です。
草津市、警察署、消防署、関係諸団体、まちづくり協議会、地域住民が参加するもので、
相当期間かけて準備と打ち合わせなどが行われました。

また、この訓練の中でシェイクアウト訓練が行われ「低く 頭を守り 動かない」を実践しました。
たくさんの訓練科目があり、すべてをお伝えできないかもしれませんが当日の様子を掲載いたします。
当日の朝、記録を撮るために笠縫小学校グランドに8時前に着いたのですが、
すでにグランドではたくさんの人が準備に余念のない状況でした。 
 
 
 
   
体育館では避難所運営の机上訓練が行われる予定で、前には消防車両が待機しています。 
   
訓練開始時刻の前には学区内各町内から新しく作られたシンボルマークのついた幟を先頭に
続々と訓練参加にする人たちが集まってきます。
大変寒い朝で風は少し弱ってきたのですが、皆さん完全装備で防寒に心がけておられました。 
   
 
煙中体験のテントに煙が満たされ、訓練開始間近となります。 
 
いよいよ訓練が始まりますが、住民参加の訓練だけでもたくさんの項目があります。
項目ごとにスナップを掲載いたしますが、時系列通りにはなっていないことがあります。
この点につきましてはどうかご容赦願います。

まずは煙中体験と水消火器の訓練です。 
テントから出てきた方の感想は「何も 見えへんなぁ~ ホンマの煙やったら 息もできんなぁ~」でした。
   
   
放水体験訓練です。
水槽からの水を動力ポンプを使って放水します。 
 
   
エンジンカッター、エンジンチェーンソーの体験訓練です。
一人づつエンジンをかけてコンクリートブロックや丸太を切断します。 
   
   
   
カマドベンチではベンチの蓋を外して薪で火をおこします。
近くのテントでは炊き出しが行われます。用意されたのはカレーで、その数750食とのことでした。 
   
地震で倒壊した構造物の下敷きになった…との想定で救出訓練も行われます。
構造物をジャッキなどを使って持ち上げ要救助者を救出します。
   
消火栓の取扱い訓練です。
一番身近にある消火能力の高い設備ですが、使用には訓練が必要です。 
   
救急救命体験訓練の様子です。
災害に怪我や負傷は付き物です。的確な応急処置は人命救助や負傷の悪化防止に役立ちます。
このコーナーでは心配蘇生法、AEDの取扱い、
骨折時などの副木、三角巾の使い方などの訓練が行われました。 
   
   
   
水防工法体験訓練では土嚢作りとその土嚢を使っての水防訓練を行います。
土嚢袋に土を入れますが、これは結構重量があり、参加者も大変なようでした。 
   
   
   
ここで少し体育館の避難所運営机上訓練の様子と体育館周辺で行われた訓練を紹介します。
避難所運営訓練では参加者が11のグループに編成され、担当地区の
状況を考えながら柔軟に対処できる運営方法を検討します。 
 
   
   
体育館の周辺では給水体験訓練や防災倉庫の見学も行われます。 
炊き出しなどに威力を発揮する移動調理車両の展示と実際の稼働状況も見ることができました。
   
   
 
   
また小学校グランドの戻りますが、特別な訓練として
午前10時から「シェイクアウト」という訓練が行われました。

この訓練は、市内全域の個人、家族、町内会、学区、事業所や各種団体の皆さんに
登録を呼びかけて
県下で始めて実施されるもので、
何の準備も不要で、その場 そのまま、その時できる1分間程度の簡単な行動で、
自助行動の
大切さをもう一度思い起こすための訓練です。

サイレンを合図に  「低く 頭を守り 動かない」 の体勢をとって待機します。
次のサイレンで解除、という短い訓練です。
 
   
仮設トイレの組み立て体験です。
パッキングされた状態のものを開梱して説明書を見ながら組み立てます。
パイプ類がたくさんあり、結構難しそうでした。 
   
   
災害時停電が起きるのは避けられないことだと思いますが、
このような時にエンジン発電機を用いて照明を確保することは作業上とても重要なことです。 
   
会場に地震体験車「グラドン号」が到着し、地震体験も行われました。
室内においても室外に出る時も頭上からの落下物には注意したいものです。 
   
橋川市長が現場本部に入り、ここからはバケツリレーなど一部を除き見学主体の訓練になります。

★倒木などが道路をふさぎ通行不能となっている箇所を重機を使って復旧する。
★倒壊家屋に要救助者がいるかどうかをスコープを使って確認する。 
★要救助者が確認された場合、屋根に救助のための穴を開けて救出する。
★救助者の搬送と救急処置を行う。
★鉄パイプ等障害物の切断作業。
★倒壊家屋からの出火を想定、消防車による消火活動を行う。
★倒壊家屋からの出火をバケツリレーで消火する。
などの訓練が行われ、参加された皆さんは熱心に見学しておられました。

最初は道路上の障害物の確認と撤去作業です。
   
   
   
倒壊家屋の中の要救助者の確認と救出作業です。 
まず、家屋の屋根にスコープが入るだけの大きさの穴をあけ、内部確認を行います。
要救助者が確認されると救助隊が進入できる広さの開口を確保します。
救助隊が中に入り、被災者の救出を行います。
被災者は民間人で結成された搬送グループにより医療チームの元に運ばれます。
   
 
   
   
別の箇所から出火…発炎筒の煙が立ち込めます。 
 
   
参加者が横一線に並び、バケツリレーを行います。 
   
   
橋川市長もバケツリレーに参加、煙の効果で臨場感たっぷりです。 
   
 
これで総合防災訓練の全予定を終了、閉会式となります。
参加者全員が整列、市長、まちづくり協議会会長、市議会議長の挨拶で幕を閉じました。 
 
   
私たちの住んでいる笠縫学区は災害の少ないところですが、最近の異常気象で
田畑の冠水という事態もあり、琵琶湖西岸断層帯の活動も危惧されています。
普段から災害に対する心構えを忘れることなく、訓練を重ね万一に備えたいものです。

草津市、消防関係、警察関係その他多くの関係団体の皆様、
厳しい寒さの中早朝から訓練に参加してくださった学区住民の皆様、お疲れさまでした。
さしたるトラブルもなく大規模な防災訓練を無事終了できたことに感謝いたします。
ありがとうございました。